月を眺める
23日の秋分の日、生憎の雨。
会社は休みなのに、営業の二人は出勤してくれていた。
私も、残っている書類をパソコンに書き入れる為机に座る。
夜にはスッキリと晴れ上がり、夜空が広がっていた。
雲の流れに、月が顔を出している。
中秋の名月を観ることができなかったが、
久し振りに輝きわたる月を眺めていた。
九州に居た頃が思い出された。
夜空には隙間がないほど、星がいっぱい輝いていた。
天の川の星雲を眺め、夢を膨らませた青年時代。
もう戻ってはこない!
京都の空には、数個の星しか見られない。
真ん丸の月を、ベランダで暫く眺めながら郷愁に浸る。

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